【番外編】私は夫に尽くさない愛され妻です。

復縁編

こんにちは水谷ゆうきです。

いよいよ自己紹介記事も完結します。

前回の浮気編をまだ読んでいない方は<こちらから>

全てのまとめは<パートナーシップのススメ>にまとめてあります。

浮気をするなら金をくれ!

内容証明が届いた後、私はとにかく荒れていた。

「なんで私が、なんで!?」と納得できずにイライラしていたのだ。

 

夫はとにかく「俺が悪かった」という態度で、家事や育児にも協力的だった。しかし、私の心はささくれ立っていて、(そんなに家事や育児に協力できるならもっと前からやれー!)と心の中で悪態をつく日々。

 

私がチームリーダーになったあたりのある日。

その頃の我が家にはお金がなかった。

私が給料を持ち帰っても、夫は自分の支払いで家に一円も入れられないため、生活はいつもカツカツ。

 

「ない」と自覚すると、なぜか物欲が大きくなる。

普段は欲しいと思わない物にも心惹かれたりするし、そういう時にする買い物は全く良かった試しがないのに買いたくなる。

 

私は夫へのイライラもあり、夫に○○がほしい!」「○○したい!」と訴えた。ここだけ読むと、ヒドイ嫁だが(全部読んでもヒドイか?)とにかくその頃の私は【自分がいかに頑張っているか、我慢しているか】を知らしめようと必死だった。

 

そうすると、夫も黙ってはいない。

「(お金)ないんやから買えるわけないやろ!」

 

ゴクリ。

夫がキレると大声で叫ぶしモノにも当たるから、これ以上は危険かもしれない。

しかし、その時の私も冷静さを失っていた。

「私は働いても働いても好きなものが一つも買えん!夜勤もして土日も仕事しとるのに外にご飯食べにも行けん!」

 

ブチっ!

という音が聞こえたか聞こえなかったか、夫がキレた。

多分支払い用に置いていたのであろうお金を取り出し、私に投げつけてきたのだ。

 

「金、金、金、金!そんなにいるならやるわ!」

 

私は号泣。もはや、自分の情緒不安定さに苦しむ。

お金しかないやん。

え?

うちらを繋ぐんはもうお金しかないやろっ!!

・・・!!

 

「性的に興奮しない」

2人目は作れない」

この言葉がずーっと頭の中を回っていて、胸をジクジクと断続的に痛めつけていた。

 

浮気するなら金をくれ。

さすがにこの状況でそれは言えなかったが、心の中にふと浮かんで少し笑えた。

 

夫は暗い顔の私を見てハッとした様子で、「ごめん」と言った。

もう夫が悪いのか、自分が悪いのかよくわからなかった。

とにかく毎日が苦しくてしんどかったのだ。

家族で取りに行った離婚届

娘もある程度「お父さんとお母さんが喧嘩をしている」という状況は理解できる年齢だったため、なるべく娘の前では喧嘩をしないように意識していた。

それでも、普段から思ったことをポンポン言ってしまう質なので、時に喧嘩に発展することも無きにしも非ず。

 

その頃の私は、離婚したいという気持ちと離婚せずにいられる方法を探す自分との狭間で葛藤していた。

そして、そんな宙ぶらりんな状況で過ごすことにもモヤモヤしていたため、何らかの結論を早く出したいとも。

 

「離婚しようか」

 

夫は嫌がった。

私自身もはっきりとした答えはなく、ただ漠然と色んなことを考えることに疲れていた。

 

「お願いやから、離婚しよ」

一悶着したあと、娘を連れて3人で市役所に向かった。

 

担当の方に用件を聞かれ「離婚したいんです」と告げると、夫と娘のほうにちらりと目線を向けたあと、すぐに離婚届を持ってきてくれた。

結婚はよく「紙切れ一枚」と言われるが、まさにこの紙切れ一枚で離婚できてしまうことを目の当たりにした。

担当者は、淡々と離婚手続きについて説明してくれたが、ぼーっとしていてよく覚えていない。

 

離婚って、こんなにも簡単にいつでもできるんやな。

そう思うと、なぜか心が少し軽くなった。

 

ゆっくり考えよう。

私たちのこと、娘のこと。そしてこれからのこと。

一緒にいたいかいたくないか

私は夫が好きだ。

結婚して10年目になるが、今まで一度も嫌いになったことはない。

やだなぁ、本気でキモい!と思ったことはあるけど、嫌いになったことはない。(この違いは私にしか分からないw

 

浮気の事実を突きつけられてもなお嫌いになれないのは一体なぜなのか、自分でもよく分からない。

ネットで調べたら「一目惚れで付き合うカップルは別れる確率が低い」と書いてあったからそのせいかもしれない。

 

離婚届に名前は書いた。

そうすることが夫への意思表示にも思えたし、いつでも出せる状態にしておきたかった。

 

娘は、夫が身勝手に怒っても「パパ大好き」なのは変わらなかった。

娘も私も惚れた女。惚れた女は弱いのだ。

 

離婚届をもらってから、私はどこか拍子抜けしていた。

いとも簡単に手に入った離婚届。

サインも入れてあるし、市役所に持っていけばその瞬間私たちは本当に他人になる。

 

そう思うと、「すぐ!答えを出さなきゃ!」という考えはなくなった。

いつでも離婚できるんやから、焦らずに考えようと。

 

夫と一緒にいたいか、いたくないか。

その答えはなかなか出なかった。

 

あの日から肌の触れ合いもない。

でも、触れてほしい気持ちもある。

けれど、もうこれ以上傷つきたくない。

 

性的に魅力がないってこれ以上ない屈辱。

なのに嫌いになれないって、私、ドMなのか?

いつからでもやり直せる

私は、「寝たら忘れるタイプ」の人間である。

小学生の頃、友だちと喧嘩をして「もう絶交!」って言われたのをすっかり忘れて話しかけた結果「絶交したやろ!最低!」とさらに怒らせたことがあるくらい。

約束とかは忘れないのだけど、「怒り」という感情がどうにもこうにも長続きしない。

もしかしたら、過去の色々なことが私の心身を鍛えてくれたのかもしれないw

 

そんな様子を見て、夫も気を許したのかものすごいアプローチを仕掛けてくる。魅力がないのではなかったか。

そして、それを少なからず嬉しいと感じている自分にも腹が立った。

あんなに泣いて苦しんだのではなかったか。

 

浮気発覚から3ヶ月。

私は「答え」を出すことをやめた。

その頃に模索していた「答え」というのは、離婚するかしないか。

それの結論を出すのをやめることにしたのだ。

 

いつでも離婚できるなら、今でなくてもいい。そう思ったから。

もしかしたら、一緒に居るという選択肢も見つかるかもしれない。

 

この先、夫とは男女の関係になれないかもしれないけれど、私はやっぱり夫が好き。

好きな人と一緒にいられるなら、それはもう私の幸せであるのかもしれない。嫌われる不幸よりも、なぜかその時は一緒に居る幸せの方が大きいように感じた。

 

そして私は決める。

「どうせ”彼のため”に尽くしても浮気されるなら”自分のため”に生きよう。」

 

私が夫を好きな気持ちは変わらないのだ。

けれど、好かれたいという気持ちはもうない。

尽くしたりする気もない。

もし「出ていく」と夫が言ったら、それは好きにしたらいい。

 

そう決めたら、私はもう後ろを向くことはなくなった。

もう一度向き合う

私は夫と肌を重ねた。

3ヶ月ぶりくらい?

ちなみに、夫は「魅力がないから興奮しない」と言っていたが、浮気発覚の2日前には私と触れ合っている。もちろん、ちゃんと機能していた。

だから、私はワンチャン(ワンチャンス)を期待していたのかもしれない。

夫は、他に相手がいなかったからかもしれないが、私にとっては好きな人との行為を拒む理由がなかった。

 

きっと周りの人は、そんな私を「甘い」だの「弱い」だのというのだろう。

そう思っていたけれど、周りの反応は様々だった。

 

軽蔑するような人もいたし、よかったーと喜んでくれる人もいた。

離婚しろ!と煽る人や、耐えろ!と諭す人も。

 

私の葛藤を散々聞いてくれた人たちだったので、どの言葉も大切に受け取った。

「どうするかは決まってないけど、私は夫が好き」

そういうとみんな仕方ないな、という表情で受け入れてくれた。

 

それから夫はメキメキと変わっていった。

私は”夫に尽くすこと”をやめ、家事もしないと宣言した。

その甲斐あって、夫の家事能力はどんどん上がっていった。

娘の相手もよくしてくれるようになった。

突然キレるところは中々治らず、その時は私がゲンコツを一発。(実際に殴るわけじゃないよ)

 

私はとても気持ちが楽になっていることに気づいた。

夫のため、をやめたら「私ばっかり」とか「なんでなんで」と思うことが減ったからだ。

 

相手のためにやれば、その分(期待値はもう少し高い)は返してもらえると思いがちだけれど、実際は感謝すらされないことが家事育児の中では多い。

母親にとってそれが「当たり前だ」というイメージが根強く息づいているからだ。

 

私は、みんなこんな風に生きていけば自ずとハッピーになるのではないかと思った。

誰かを幸せにするよりも先に自分を幸せにするのだ。

 

現在

私は、自身の経験談をもとに、ブログで読者に自分を愛する方法を発信するようになった。

夫とはほとんど喧嘩をしなくなった。

 

ちなみに、復縁してから夫との触れ合いは23日に一回程度。

それは結婚10年目の今も変わらない。

もちろんちゃんと機能しているし、性的魅力を感じて興奮している…はず。

 

「夫はもう浮気していないか」

その質問をされたら、正直「わからない」としか言えない。

 

けれど、信用はしている。

きっともう、私を同じように悲しませることはないだろう、と。

 

一度ならず二度までも。

二度あることは三度ある。

などという言葉もあるくらいだから、わからんけどw

 

万が一そういうことがあったら、一番大切なのは自分であり「娘」だから、娘が笑顔でいられるのはどの道か、と考えるだろうし、同じように悲しむだろう。

 

けれど、どうあっても私は「自分の好き」を優先する。

夫に好かれようとすることはない。

そして、そんな私を夫は心から愛してくれている。

 

今では愛人に感謝すら覚える。

 

こんなに素敵な人だったと、再確認させてくれてありがとう。

自分を愛することに気づかせてくれてありがとう。

どうか、あなたも幸せな生活を送っていますように。

どうか、自らに愛を与えて、愛を与えられる喜びに触れていますように。

 

今日も夫と娘を挟んで眠る。

娘の蹴りが愛おしく、夫のイビキが尊い。

これでいい。これがいい。

あとがき

1ヶ月以上かけて、ようやく自己紹介記事を全て書き終えました!

長かったなぁー!!笑

 

当初は、私水谷の「好き」を集めたブログにする予定でした。

アメブロは、自分の活動やタメになる発信を意図しているので、自分をさらけ出す場所が欲しいなと。

そしたら、さらけ出したのは自分の過去から現在だったという・・・。

 

夫のことを「サイテー野郎!」と思った方もいるでしょう。

逆に私のことを「鬼嫁!」と思った方もいるかもしれません。

捉え方は人それぞれだし、そこにこだわりはありません。

とある浮気した夫とされた妻の日々、くらいに思ってもらえれば^^

 

次回からは、看護師生活にまつわることや、パートナーシップに関する記事、私の「好き」をまとめた記事などを随時更新していきます!

すぐに飛んでこれるように、ぜひともブックマークを忘れずに!


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ABOUTこの記事をかいた人

出会って3ヶ月で結婚を決め、半年で妊娠。その後順風満帆に見えた結婚生活も夫の浮気と、愛人の逆襲により人生のドン底を味わう。「自分の好きに生きよう」と決めると、そっぽを向いていた夫から関係修復を求められ、愛妻家へと変貌した。現在は看護師を辞め、【自分を愛して世界を変える】のコンセプトのもと、講座の開催やメルマガ配信など執筆活動に力を入れている。2019年は本の出版が一つの目標。